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Construction column

建設コラム

ネクスコ東日本が行う高速道路事業とは?求人は募集している?

2023.1.23

NEXCO

日本の高速道路事業の最先端に位置する「ネクスコ東日本」。

物を運ぶ時だけでなく、仕事で移動する時、旅行の際に利用する人も多いのではないでしょうか。近年はサービスエリアへの訪問を目的としてドライブする人も増えました。

今回はネクスコの事業をもっと知りたい、ネクスコの求人に応募しようか考えている人達にぜひ知ってほしい内容をまとめました。

私たちの生活に快適・楽しみを与えてくれる高速道路事業がどのようにして行われているのかを見ていきましょう。

ネクスコ東日本にはどんな職種があるのか

北海道、東北、関東を中心に高速道路・サービスエリアの運営を行っているネクスコ東日本。高速道路を利用していれば一度は見聞きしたことのある大手企業ですよね。

ネクスコ東日本では主に下記の3つの分野に分かれて、道路の設計や整備を行っています。

・事務系

経理やお客様サポートセンター、広報などがある事務職ですが、他にも高速道路を建設するための土地に関する用地取得業務などがあります。加えて、道路法に基づく許可や認証を得るための手続き、ETCの運用、高速道路の料金設定、割引の実施などの料金収受業務と呼ばれるものも存在します。

事務と言っても、ただデスクワークをこなすのではなく、それぞれの専門知識を持ち寄ってより良いサポート・サービスを提供しながら、企業の経営を支えていく重大業務です。

・土木系

高速道路の計画、設計から開通の最初から最後までプロジェクトの指導者としてマネジメント業務を行います。加えて、点検や補修計画の立案や工事の発注など安心安全な高速道路を維持するための定期的なメンテナンスも実施。グループ会社と連携をとりながら新しい技術の開発、工法の採用をすることで、この先の未来により品質の高い高速道路をつないでいけるよう365日新しいことに挑戦し続けています。

また、環境事業の一環として、高速道路の緑化を目指し、自然環境の保全や防音対策、更には生活環境への影響低減対策などにも取り組んでいます。

・施設、設備系

高速道路に関連する施設、設備の維持管理として定期的な清掃、点検、補修作業の管理を行います。大規模な改修工事を行う際には、高速道路利用者への影響を最小限に抑えながら安心、安全な環境づくりに励んでいます。

近年では環境への配慮としてトンネルや道路の照明をLED化、省エネ機器の導入なども行っています。併せて、自動運転社会の実現を目指して日々新たな技術の開発や導入の検討などにも積極的に取り組んでいます。

ネクスコ東日本が行う道路建設事業とは

上記のようにネクスコ東日本はさまざまな角度から高速道路の開発、整備を行っています。では、実際に、高速道路を作る際にはどのような順序で進められていくのか、また、現在ネクスコ東日本はどのようなプロジェクトに取り組んでいるのかをご紹介します。

高速道路を新設、拡張するためには以下の6ステップで進められていきます。

引用:https://www.e-nexco.co.jp/recruit/2024/business/construction/ 

事業説明会では、建設予定地の自治体や地域の方々を対象とした事業に関する説明会を実施。

その後土地調査の結果を基に道路、トンネル、橋の構造を練っていきます。

次に建設予定地の自治体、および沿線地域に暮らす人達と協議を重ねて合意を得ます。

このような段階を踏んだ上で、最後に土地所有者から土地を譲っていただきやっと着工できます。

普段知らない間に道路が広くなっていた、新しい道が開通されていたなんてこともあるかと思いますが、このように地域の方の理解があってこその道路だということが分かったかと思います。

東日本大震災が起きた際には、東北道や常磐道などで多くの道路破損が発生。

震災直後に大々的な通行止めを実施し緊急点検・仮復旧作業を行ったことで震災から13日後にはほぼ全線の通行止めを解除したという大きな自然災害の際にも功績を残しています。

そんなネクスコ東日本は現在、開通後には大きな経済効果が期待できる圏央道~横浜環状南線建設プロジェクト、高速道路ネットワーク機能強化・事故防止のための計画的4車線化事業に取り組んでいます。

どちらも主に首都圏の交通の円滑化・物流の効率化に繋がり、これによって更に地域の活性化にも貢献できる大きなプロジェクトです。

中途採用は行っている?

ネクスコ東日本は新卒採用・中途採用どちらも行っています。実際に道路舗装会社や、鉄道会社から転職している正社員もおり、どちらの人物もより大きな事業に関わりたいという気持ちから応募に至ったそうです。

チームによるフォロー体制が整っているので、前職での知識や経験を活かせる場面もあれば、チーム内の仲間から新たな知識を学ぶことのできる場面も多くあります。

ほとんどのプロジェクトが数年単位で行われることもあり、無事に終わった時の達成感はネクスコ東日本だからこそ味わえるものでしょう。

すぐの転職を考えていなくても、キャリア登録をすることで新たな採用情報があった時に通知を受け取ることができます。少しでも興味があれば登録しておくのをおすすめします。

求人に応募する時に有効的な資格は?

土木・建設業界での就職を希望しているならば、以下のような資格があると応募時に人事の目に留まりやすい可能性が高まります。

・土木施工管理技士

・電気工事士

・建築設備士

・コンクリート診断士

・測量士(測量補士)

・地質調査技士

・舗装施工管理技術者

これらの資格は一部ですので、絶対に有利とは言い切れません。しかし、自分のキャリアアップだけでなく、後の給料アップに繋がったり、携われる案件が増えたりする可能性があります。興味のある資格はぜひ取得しておきましょう。

資格によっては実務年数が必要なものもあります。建設や土木の関連会社では資格取得のためのサポートを提供しているところもあるので、転職を考えている人は今の会社に勤務している間にそのサポートも上手く活用できたら良いですね。

好待遇を狙うなら、発注者支援業務を目指そう

ネクスコでは「発注者支援業務」ができる人を探しています。

この発注者支援業務とは、1級土木施工管理技士の資格を持っている人が活かせる仕事で、主に官公庁が発注する公共工事の発注のサポート業務がメインとなってきます。

この業務の魅力としては、国土交通省や地方整備局などが主となって行う大型プロジェクトに参加できることです。

この大型プロジェクトの中には、高速道路はもちろんダムや災害復興の工事なども含まれます。「発注する側」として業務するので、今までとはまた違った視点で工事現場を見ることができます。

ただ発注して終わりではなく、その後も工事計画や発注用図面の設計を行います。工事が始まったら品質・工程・原価・安全管理の施工管理業務も行い、無事に納品できるよう現場の人と発注者と両者の間で上手くコミュニケーションを取る必要があります。

責任感のある業務ですが、公務員同様の扱いになるので土日・祝日の休みが取れやすい、残業がほとんどないところも魅力の1つです。

まとめ

ここまでネクスコ東日本ではどんな事業を行っているのかを紹介させて頂きました。私たちの生活に欠かせない道路を設計、補修、そしてより使いやすいように日々試行錯誤する道路管理のお仕事。

チーム体制で業務が進んでいくので、周りの人から学べることも多い環境です。興味、関心がある方はぜひ一度求人情報を覗いてみてはいかがでしょうか。

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