土木技術者の仕事内容は3種類!特徴や将来性を徹底解説
「土木技術者の仕事内容は?」
「土木技術者の1日のスケジュールは?」
土木技術者に興味のある人は、上記のような疑問を抱くことがあるかもしれません。
そこで今回は、土木技術者の仕事内容を中心に1日のスケジュールや将来性などを解説します。
就職や転職を検討している人は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
- 土木技術者の仕事内容
- 土木技術者の1日のスケジュール
- 土木技術者の将来性
MACは建設業界への転職支援を行っており、これまでに数多くの転職を成功させてきました。
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目次
土木技術者の仕事内容は大きく3種類に分けられる
土木技術者の仕事内容は、大きく3種類に分けられます。
土木技術者の仕事内容
- 設計分野
- 施工分野
- 維持および修繕の分野
それぞれの詳細をみていきましょう。
設計分野
設計分野では、主に以下の3つの仕事を進めます。
調査 | 工事する現場の交通状況などを調査する |
計画 | 調査結果を考慮して整備計画の立案を行う |
設計 | 概略設計や詳細設計などを行い、発注に必要な図面、設計書を完成させる |
概略設計で大まかな構造を決定し、それをもとに詳細設計を進めていきます。
施工分野
施工分野の仕事には、施工管理、安全管理、品質管理、工程管理などがあります。
たとえば、建設工事を受注したら、発注者に工事全体の施工計画を伝えて、それをベースに施工管理を実施します。
また、作業責任者に適切な指示を出したり、機材または機械を手配したりすることも施工分野の仕事です。
維持および修繕の分野
日本では、インフラの老朽化が話題になることがあります。
インフラの維持および修繕も、土木技術者の仕事の一つです。
たとえば、道路、橋、ダムなど人々の生活を支える重要なインフラの維持・修繕を行います。
老朽化対策は専門的なスキルがないと携われない難しさもあり、土木技術者の重要な仕事です。
土木工事について詳しく知りたい人は、以下の記事も併せてご確認ください。
土木技術者の仕事内容|1日のスケジュールは?
土木技術者の1日のスケジュールを紹介します。
- 8:00:朝礼
- 8:30-:業務開始(作業内容の確認・現場によっては機材の準備)
- 12:00-:昼休憩
- 13:00-:業務開始(測量作業や図面の確認)
- 15:00-:工事で出た土砂の処理
- 16:30-:工事撤収
- 17:00-:事務作業(書類作成や材料発注)
朝礼は絶対に会社で行うというわけではなく、状況によっては現場へ直行します。
今回紹介したスケジュールを参考にすれば、具体的な業務の流れが把握しやすくなるでしょう。
土木技術者になるにはどうすればいいの?
土木技術者になるには、土木に関する知識が必要です。
1級土木施工管理技士や技術士、RCCMなど転職が有利になる資格はありますが、基本的に特別な資格などは必要ありません。
土木技術者を募集している求人に応募し、転職すれば問題なくなれるでしょう。
ただし、全ての求人が優良というわけではないので、求人選びは慎重に進めることをおすすめします。
必要に応じて、建設業界の転職に強い専門家へ相談するのがおすすめです。
また、1級土木施工管理技士については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
1級土木施工管理技士は転職活動に有利?資格を活かして収入アップを狙おう
土木技術者に求められる能力は3つ
土木技術者に求められる能力は、以下の3つです。
土木技術者に求められる能力
- 責任感と行動力
- 計画性
- 判断力
土木技術者になることを考えているのであれば、事前に目を通しておきましょう。
責任感と行動力
土木技術者の仕事は、人々の生活に大きく関わるものが多く、かつ規模の大きいものも多数あるのが特徴です。
もし途中で仕事を投げ出すようなことがあれば、多くの人に大きな迷惑がかかります。
自分が任された仕事を必ずやり遂げるという責任感や行動力が求められます。
計画性
規模にかかわらず、工事を行う際は適切に計画を立てて行う必要があります。
特に、道路、橋、ダム、公園といった公共性の強いものを作る際、工期の遅れが及ぼす影響は甚大です。
計画性がなく、仮に工事が中止になってしまえば非常に大きな損害が出るでしょう。
土木技術者になるには、計画性は必須です。
判断力
土木技術者として経験を積むと、チームのリーダーを任されることがあります。
チームリーダーになると、職人やほかの企業との連携が不可欠で、さまざまな人との関わることになります。
そのとき、リーダーとして的確な指示を出す判断力がなければ、現場の人間は混乱してしまうでしょう。
土木技術者を目指すのであれば、判断力も養っておく必要もあります。
実際に、土木施工管理がどのような仕事をしているのか知りたい人は、以下の記事も読んでみてください。
土木技術者は不足している?気になる将来性は?
建設業界は、人材不足が課題とされています。
さらに、日本は高度経済成長期に作られたインフラ設備も多く、今後経年劣化した道路や橋が数多く出てくると予想されています。
将来的にも仕事がなくなる可能性は限りなくゼロに近く、土木技術者の未来は明るいといえるでしょう。
そして、近年は突発的な地震や台風などの災害も増えており、今後土木技術者のニーズはさらに高まると予想できます。
また、土木施工管理技士については、以下の記事もご参照ください。
土木施工管理技士の年収は高い?収入アップを目指すポイントも紹介します
土木技術者よりも良い?発注者支援業務の仕事内容とは?
発注者支援業務は、国あるいは地方自治体などの官公庁が発注する公共工事で、発注者の業務をサポートする仕事です。
自治体によって業務内容が異なるため、さまざまな現場に携われるという魅力があります。
さらに、安定した収入を得られるため、転職先としてもおすすめです。
「コミュニケーション能力に自信がある」「柔軟性がある」という人は、発注者支援業務を検討してみてはいかがでしょうか?
土木技術者・発注者支援業務のことならMACにご相談ください!
土木技術者の仕事内容は、設計分野、施工分野、維持および修繕の分野の3種類に分かれています。
それぞれ内容は異なりますが、いずれも重要な仕事です。
また、土木技術者になるために特別な資格は必要ありません。
ただし、責任感と行動力、計画性、判断力などを求められるため、転職を検討しているなら今のうちからトレーニングしておくと良いでしょう。
MACは、これまで蓄積してきたノウハウを活かして建設業界への転職を支援しています。
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