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Construction column

建設コラム

建設コンサルタントはきつい?やめとけといわれる理由を紹介

2024.9.18

建設コンサルタントの仕事をインターネットで検索すると「きつい」「やめとけ」といったことが書いてあり、これから転職する人は不安に思う人もいるのではないでしょうか。

建設コンサルタントは責任が伴うことから大変な面も多い仕事ですが、やりがいを強く感じられることから、実は向いている人も多くいます。

この記事では、建設コンサルタントがやめとけといわれる理由、建設コンサルタントの仕事内容とやりがい、建設コンサルタントに向いている人の特徴などを解説。

建設コンサルタントの仕事に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

また、当社MACでは発注者支援業務を行っており、建設コンサルタントの求人紹介や、採用面接などもサポートしています。

この記事を読んで建設コンサルタントに転職したいと思った方は、以下のリンクからLINEでの無料相談が可能なので、ぜひご相談ください。

まずは、一般的に「建設コンサルタントがきつい、やめとけ」と言われる代表的な理由を紹介します。

仕事内容が難しく体力も求められる

建設コンサルタントの行う業務は多岐にわたり、現場ごとに違った知識が必要になることも。

設計・計画・調査など、さまざまな業務をこなせるようになるまでは、ある程度の時間と経験が必要です。

覚えることが多く、長時間残業などに耐える体力も求められるため、「きつい」と感じる人もいるでしょう。

離職率が高く人手不足が慢性化している

建設コンサルタントに限った話ではありませんが、建設業全体で人手不足が慢性化している現状があります。

建設コンサルタンツ協会の令和3年度の調査によると、売上100億円以上の企業において、20~30代の離職者の比率は約86.2%と非常に高い水準です。

若手技術者の減少により、将来における技術の継承が困難となることが懸念されています。

工事の規模が大きく責任が重い

建設コンサルタントは、公共事業の案件を多く扱います。

公共事業には税金が投入されるため、民間の工事に比べ内容や予算の管理が厳しい点が特徴的です。

どのような工事でも責任は求められますが、官庁や自治体が関わる工事はミスが許されず、プレッシャーを感じやすいといえます。

年度末は残業時間が激増する

建設コンサルタントの仕事で特筆すべき点として、年度末の繁忙があります。

建設コンサルタンツ協会の令和3年度の調査によると、予算などの関係もあって年度末納期が3月に集中していることが一目瞭然です。

発注者側の努力により納期の平準化が進んでいるとはいえ、長時間労働を引き起こす主な要因となっています。

常に技術や知識のアップデートが必要

建設コンサルタントは幅広い技術や知識が必要なだけでなく、それらをアップデートし続ける必要があります。

入札やコンペで競合他社に勝つためには、新たな技術の提案やコストダウンが求められるためです。

業務時間外に勉強することが大半であり、その場合は無給となるため敬遠されることがあります。

建設コンサルタントの仕事内容

ダム・河川・道路といった国が設立して整備・維持する施設や環境を社会資本といい、国土交通省や市などの行政機関が発案します。

建設コンサルタントは、社会資本の設計や事前調査、計画立案を行い、発注者に提案する業務です。

主に公共事業に関する建設や整備において、実際に着工する前段階の業務を担っています。

国と国民の中立的な立場で調査や立案を行い、双方の利益を守る責任の大きな仕事です。

建設コンサルタントのやりがい

建設コンサルタントは業務上大変なことも多いですが、非常にやりがいのある仕事です。

この項目では、建設コンサルタントがやりがいを感じる点を紹介します。

公共インフラの整備に携われる

建設コンサルタントは官公庁や地方自治体から依頼された、公共インフラの整備に携わる機会が多くあります。

高度経済成長期以降に整備されたインフラの多くは老朽化が進み、定期的な維持・修繕が必須の状況です。

公共インフラは安心安全な生活に欠かせないものであり、社会貢献している実感が得られやすいでしょう。

自然災害から人々を守る役割を担える

建設コンサルタントが携わる公共インフラの多くは、自然災害から人々を守る役割を担っています。

地震大国の日本では国や地方自治体も防災に力を入れており、防災関連の工事も多く担当します。

自然災害がなくなることはないため、建設コンサルタントも世の中に必要な存在といえるでしょう。

自身が担当した仕事が形に残る

道路・橋・鉄道・水道・ダムといったインフラは、後世にわたって長く残り続けるものです。

目に見える形で残るため、家族や友人に「私が担当したんだ!」と胸を張って言える点が醍醐味です。

自らが計画・調査・設計した大規模な構造物が形になっていく様は、やりがいを感じやすいでしょう。

社会的な課題解決に挑戦できる

建設コンサルタントが携わる仕事では、難易度の高い社会的な課題解決に挑戦することもあります。

また、インフラ関連の仕事は予算や工期が厳しい場合が多く、長時間残業や休日出勤が多くことも。

その反面、仕事をやり切った時の達成感が大きく、身につけた専門知識を次に活かせることにやりがいを感じる方も多く存在します。

建設コンサルタントに向いている人の特徴

以下に当てはまる方は、建設コンサルタントに向いている可能性があります。

この項目では、建設コンサルタントに向いている人の特徴を紹介します。

向上心を持って学び続けられる

建設コンサルタントは常に知識のアップデートが求められ、向上心を持って学び続けられる人が向いています。

新たな技術や法律の改正など、建設コンサルタントがいち早く正確な情報を入手する必要があります。

好奇心旺盛な性格で、日頃からアンテナを張っている方は面接の際にもアピールになるでしょう。

責任感が強い

公共インフラを主に扱う建設コンサルタントにとって、責任感の強さは重要な素質です。

予算に税金が使われているためミスが許されず、途中で投げ出せば大勢の関係者に迷惑がかかるためです。

時には責任感の強さが自分を追い詰めることもあるため、気持ちの切り替えが得意な方が向いています。

ものづくりが好き

「ものづくりが好き」という気持ちは、建設コンサルタントとして働くうえで重要です。

数年単位のスパンで取り組むことも多いため、「いいものをつくりたい」という気持ちが働き続けるモチベーションになります。

ものづくりが好きな人にとって、建設コンサルタントはおすすめの仕事の1つといえるでしょう。

課題解決力がある

課題解決力のある方は、建設コンサルタントに向いているでしょう。

解決すべき問題点そのものが分からない状況でも、多角的な視点から分析・判断する必要があります。

国や地方自治体が抱えている隠れた課題を見つけ出し、適切な解決策を導ける力が求められます。

以下の記事では、建設コンサルタントに向いている人の特徴についてさらに詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

建設コンサルタントに向いている人とは?その特徴や必要な資格について解説します

建設コンサルタントに転職したいと思ったらMACにご相談ください | まとめ

建設コンサルタントは20~30代の離職率が高く、数値だけを見て敬遠する方も多くいらっしゃいます。

これは、専門知識や課題解決力を身につけるまでの過程が大変であることを意味しているともいえます。

しかし、それらを身につければやりがいを感じやすく、どのような仕事でも活かせる力となるでしょう。

当社、MACでは発注者支援業務を行っており、建設コンサルタントの求人紹介や採用面接のサポートも行っています。

建設コンサルタントに転職したいと思った方は、以下のリンクからLINEにて無料でご相談ください。

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