現場女子の身だしなみ事情!安全とおしゃれ、どちらも大事にしよう

「現場ではメイクや髪の毛の決まりはあるの?」
「汗や日焼け対策はどうしたらいいの?」
「ネイルやアクセサリーをしてもいいの?」

女性にとって気になることの一つが、身だしなみ事情。

とはいえ、身だしなみ事情については、企業担当者に聞きにくいですよね。

筆者も同じように、現場の身だしなみ事情が気になるものの、企業担当者に聞けませんでした。

実際に現場に行ってからわかったことですが、身だしなみにおいて重要なことは「安全第一」ということ。

しかし、おしゃれも捨てがたいというのが当時の筆者の気持ちでした。

実は、現場では自分らしさを大切にしたり、おしゃれを楽しんだりしている現場女子もいます。

今回は、現場女子の身だしなみ事情について、筆者のエピソードを交えて紹介します。

これから建設業界を目指すあなたに、現場女子のリアルな身だしなみ事情を余すところなくお届けします!

この記事でわかること
  • 現場女子のリアルな身だしなみ事情
  • 現場の身だしなみ(ヘア・メイク・ネイル・アクセサリー)
  • 現場の身だしなみで筆者がこだわったポイント

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目次

安全第一だけじゃない現場女子の身だしなみ事情

建設現場の身だしなみを考える上で、もっとも重要なことは安全かどうかということです。

おしゃれよりも安全を優先することが大切です。

ここでは、建設現場で仕事をする現場女子の身だしなみ事情を紹介します。

作業服・ヘルメット・安全靴の基本はこれ!

建設現場では、作業服・ヘルメット・安全靴を正しく着用することが重要です。

朝礼では、危険予知活動(KY活動)を行います。

KY活動の最後に、二人一組で服装チェックのために指差呼称(ゆびさしこしょう)を実施し、作業服・ヘルメット・安全靴が正しく着用されているかなどをペアで確認します。

作業服・ヘルメット・安全靴の正しい着用方法は、以下の通りです。

【作業服・ヘルメット・安全靴の正しい着用方法】

身だしなみ項目確認ポイント(例)
作業服・長袖と長ズボンを着用している
・身体のサイズと合っている
・破れたり汚れたりしていない
ヘルメット・破損がない
・あご紐がたるんだり伸びたりしていない
・会社名・名前・血液型などの必要事項が記載されている
安全靴・建設現場に適した靴を履いている
・破損などの目立った傷がない

建設現場で労働災害を発生させないためにも、作業服・ヘルメット・安全靴を正しく身につけることが大切です。

また、高所作業がある場合は、墜落制止用器具(胴ベルト型・ハーネス型)を身につけたまま、朝礼に出ることもあります。

【参考】

厚生労働省|安全衛生キーワード「指差呼称」

厚生労働省|安全帯が「墜落制止用器具」に変わります!

現場によって違う?身だしなみルールのリアル

基本的な建設現場の身だしなみルールは、作業服・ヘルメット・安全靴を正しく着用することです。

ただし、企業によって就業規則が異なるように、現場ごとに身だしなみルールは異なります。

たとえば「安全ベストを着用する」「長靴を着用する」など、現場ごとに身だしなみルールが決まっていることもあるので、正しく理解しておく必要があります。

ヘルメットの下もこだわりたい!現場ヘア&髪色の本音

ヘルメットをかぶっていても、ヘアスタイルや髪色にこだわりたい女性もいるでしょう。

ここでは、現場女子のヘアスタイルと髪色のリアルを紹介します。

ヘルメットOK!崩れない一つ結びのコツ

現場女子のヘアスタイルで多いのが一つ結びです。

肩に触れる程度の髪の長さなら、安全面と作業面を考えて髪の毛を結ぶのが一般的です。

また、飾りがあるヘアアクセサリーをつけず、シュシュなどにとどめておくと良いでしょう。

男女兼用のヘルメットの場合は、後頭部にある調節レバーの幅が狭いので、髪の毛を結ぶ際はいつも同じ位置になりがちです。

ただ、男女兼用でなく女性用ヘルメットもあります。

女性用ヘルメットなら、後頭部の調節レバーの幅が広めなので、一つ結びの位置を高めにしたり低めにしたりと、気分にあわせて変えられます。

調整レバー内に髪の毛を通すと、一つ結びが崩れにくくなるのでおすすめです。

筆者はポニーテールをすることが多かったのですが、夏は低めの位置にお団子にし紫外線から髪の毛を守っていました。

明るい髪の毛でもいいって本当?現場OKの髪色

「髪色って決まりはあるの?」
「明るい髪色でも問題ない?」

身だしなみの中でも、髪色について気になる方もいるでしょう。

基本的には、会社のルール内なら現場での髪色は自由です。

筆者は、ベージュ系の明るい髪色で現場の仕事をしたことがあります。

ただ、明るい髪色だからといって、業務上でマイナスと感じたことはありません。

むしろ、現場で一緒に仕事をしていた方々から「髪色とってもいいね」と声をかけてもらえたこともあります。

筆者が知るかぎり、髪色は暗めにしなければならないというルールがある現場は、一つもありませんでした。

汗も日焼けも砂ぼこりも怖くない!現場メイクの三重苦攻略法

現場の身だしなみの中でも、メイクについて疑問や不安を感じている方もいるかもしれません。

汗や日焼け、砂ぼこりなどを考えると、普段のメイクと違って気をつけるべき点を知っておきたいですよね。

ここでは、現場メイクについて紹介します。

ノーメイクでも安心!現場の日焼け対策

日焼け対策を考えるとメイクをした方が安心ですが、現場ではノーメイクでも問題ありません。

汗でメイクが落ちることを考えて、ノーメイクで仕事をしている現場女子もいます。

筆者が現場の仕事を始めたばかりの頃は、日焼け止めだけを塗り、ノーメイクで仕事をしていました。

しかし、日焼け止めの塗り方が甘く、ヘルメットのあご紐焼けをしてしまい、プライベートで恥ずかしい思いをしたことがあります。

また、耳に日焼け止めを塗り忘れることが多く、耳だけ日焼けをしてしまったことも。

さらに、現場の砂ぼこりなどの影響で、肌荒れを起こしたこともあります。

万全な日焼け対策をしたいという方は、普段と同じようにメイクをして現場の仕事をすることをおすすめします。

現場でもいつものメイクを楽しもう

現場だからといって普段とメイクを変える必要はないため、いつも通りのメイクを楽しめます。

夏は汗でメイクが落ちることもありますが、冬はメイク崩れもほとんどありません。

筆者の場合は、マスカラやチーク、ハイライトを入れるなど、冬は普段と変わらないメイクを楽しんでいました。

現場向けのコスメを選ぼう

汗や日焼けに悩まないために、現場向けのコスメを選ぶことが大切です。

現場ではメイク直しができないこともあるため、夏は汗に強い日焼け止めやファンデーションを選ぶと安心です。

たとえば、SPFの値が大きいものやPAの+が多いものを選んで愛用すると良いでしょう。

ただし、汗や砂ぼこりなどで肌荒れを起こすこともあるので、帰宅後はすぐにメイクオフするのがポイントです。

現場ネイルってどう?おしゃれも安全も叶えるコツ

筆者が出会った発注者や施工会社の女性技術者の中には、ネイルを楽しんでいる方がいました。

出会うたびに、ネイルのデザインが変わっていることも。

ただし、安全面や作業面に悪影響を及ぼさないように、爪の長さに気をつけることが重要です。

筆者もネイルをして現場の仕事をしていましたが、気をつけたことは「保護手袋を破らないような爪の長さにする」「墨出し作業をしやすいように大きいパーツをつけない」の2点です。

安全面と作業面に問題なければ、現場でも自分の好きなネイルを楽しめます。

おしゃれより安全!現場ではアクセサリーを外すのが鉄則

おしゃれを楽しんでいる方は、アクセサリーを身につけていることもあるでしょう。

ただし、現場で仕事をする際はおしゃれより安全を優先し、アクセサリーを身につけないようにしましょう。

特に電気工事を行う場合は、アクセサリーを身につけることで感電のリスクが高まります。

また、大切なアクセサリーに傷がつくこともあるので、現場の作業中は身につけないのが無難でしょう。

一緒に仕事をしていた職人さんの中にピアスをつけている方がいましたが、作業前にいつもピアスを外していたのを見ました。

作業内容に関係なく、現場ではアクセサリーを外しておくと安心です。

これだけは譲れない!筆者がこだわった現場の身だしなみの3つのポイント

日本全国の土木工事に関わってきた筆者は、身だしなみでこだわったことがあります。

ここでは、筆者が譲れなかった現場の身だしなみのポイントを3つ紹介します。

安全第一×お気に入りで気分を高める

建設現場で仕事をするときは、必ず作業服を着用します。

作業服をアレンジすることは難しいため、筆者は作業服の下に着るTシャツや靴下などにこだわりました。

好きなキャラクターで統一したり、気分で色を決めたりするなど、自分のお気に入りで気分を高めていました。

実は、大学生の頃に参加した現場見学会で、初めて女性技術者が活躍している様子を見たのですが、その女性技術者が可愛らしい靴下を履いていたのを覚えています。

ただし、現場に身につけるTシャツや靴下は汚れが目立ちやすいため、注意が必要です。

小物の変化でマンネリを防止する

ヘルメット・作業服・安全靴などを変えることができないため、小物を変えていました。

筆者は髪の毛を結ぶシュシュを毎日変え、マンネリを防止していました。

オフィスへ出社して仕事をする場合は、服装や靴などを変えられますが、現場の身だしなみは基本的に変化がありません。

飽きがこないように自分なりに工夫することで、仕事へのモチベーションを維持できるでしょう。

機能性抜群の頼れるアイテムを選ぶ

デザインだけでなく、機能性にもこだわりました。

機能性抜群のアイテムを選ぶことで、ストレスを感じることなく現場の作業を進められます。

現場アイテムの品揃えが豊富な専門店やECサイトでは、男女兼用だけでなく女性用アイテムも数多く販売されています。

筆者が愛用していたものは、着用したままスマートフォンを操作できる保護手袋、伸縮性に優れたレインウェアです。

デザインだけを重視してしまうと作業性が劣ることもあるので、機能性も考慮して現場アイテムを選びましょう。

建設業界への就職ならMACにご相談ください

今回は、筆者の実体験を交えて、現場女子のリアルな身だしなみ事情を紹介しました。

建設現場の身だしなみを考える上で、もっとも大切なのは”安全”です。

おしゃれよりも安全第一で、身だしなみを整えましょう。

ただし、安全面や作業面に悪影響を及ぼさない場合は、自由におしゃれを楽しむことができます。

ヘアスタイルや髪色、メイク、ネイルなど、自分らしさを大切にしている現場女子もいます。

おしゃれを楽しみながら仕事をしている現場女子も多いのが、建設現場のリアルです。

作業服・ヘルメット・安全靴を身につけながらも、工夫次第でおしゃれを楽しめます。

これから就職活動を始める方にとって、本記事で紹介した現場女子の身だしなみ事情が少しでも参考になれば幸いです。

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