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Construction column

建設コラム

建設業にはどんな職種がある?それぞれの特徴を解説

2023.5.13

「建設業」と一言で言っても、職種や仕事内容はさまざま。

建設業に興味はあるけど、どの職種を選べばいいか悩んでいるという方も少なくありません。

そこで今回は、建設業にはどんな職種があるのか、それぞれの特徴などについて詳しく紹介します。

建設業とは?

そもそも建設業とは、どのような業種なのでしょうか。

建設業とは、人々が生活するために必要な建物や道路などをつくる仕事です。

私たちが毎日のように利用する家や学校、病院、道路、トンネル。さらにダムなどの防災に関わる設備にいたるまで、さまざまなものをつくっています。

建設工事だけでなく、工事計画から完成までに必要なさまざまな業務をおこなうのが建設業です。

建設業の職種は5つ

建設業の職種は大きく分けて5つの部門があります。

・施工管理部門

・設計部門

・技術部門

・営業部門

・事務部門

これらの部門のなかにもさまざまな職種があります。

部門ごとに建設業の職種について詳しく見ていきましょう。

施工管理部門

施工管理部門は工事の品質を保ちつつ、安全に計画通りに工事がおこなえるように現場を監督する重要な役割を担っています。

施工管理

施工管理部門には、施工管理という業種があります。

施工管理の役割は大きく4つです。

・工程管理

・安全管理

・品質管理

・原価管理

作業員の人員配置や作業の進め方、重機の手配といった工事全体の工程を管理するのが工程管理。工事全体の進捗を常に把握し、期日までにきちんと工事が完了できるよう管理をおこないます。

作業員の安全を確保するための安全管理も施工管理の大切な仕事。作業員が安全に安心して作業が行えるようサポートします。

実際に使用する資材の寸法や規格が設計書の通りかを管理する業務が品質管理の仕事です。長く使える建物や道路などをつくるために重要な役割を担っています。

建設現場における材料費や人件費などの原価を計算し、決められた予算内に収めるための業務が原価管理です。予算を管理しつつ、進捗状況を常に把握し、当初の予算との差がどれだけ発生しているかなどをチェック・管理します。

施工管理の業務は多岐にわたりますが、とても重要な役割を担っているのです。

設計部門

次に紹介するのは設計部門です。

依頼主の要望や意向を確認し、建物の外観や構造を図面にする仕事です。

設計士

設計士の仕事は、「意匠設計」「構造設計」「設備設計」の3つの要素で構成されています。

「意匠設計」は、建物のデザインを決めるのが仕事です。依頼主の要望や建物のコンセプトを踏まえたデザインを考え、提案します。

「構造設計」は、建物の強度や安全性を検証する仕事です。細かい構造計算をする必要があり、設計の中でも幅広い知識が必要な重要な役割であると言えます。

「設備設計」は、建物を利用する人々が快適に過ごすことができるように必要な設備を検討する役割を担っています。必要な配線や配管などを検討するのも大切な仕事。デザインやコンセプトにも関わる部分なので、意匠設計者と一緒に仕事をすることが多いです。

CADオペレーター

CAD(キャド)オペレーターとは、設計ソフトの「CAD」を操作し、設計図を作成する仕事です。

「CAD」とは「Computer Aided Design(コンピューター支援設計)」の略で、これまで手書きで作成されていた設計図をコンピューターで作成できるようにしたソフトのことです。

CADオペレーターはこのソフトを操作して、設計士やデザイナーからの指示に従い、設計図の作成や修正などをおこないます。

技術部門

実際に工事現場で作業をおこなう職人や、新しい建築技術の開発をおこなう技術開発などが技術部門の職種です。

職人

建設業に欠かせないのが職人の仕事。実際に現場でものをつくるとても重要な役割を担っています。

住宅の骨組みを作ったり、外壁を塗ったりといった身近なものをつくる職人から、道路やトンネルをつくったりクレーン等の重機を扱ったりする職人まで、さまざまな職人が建設業界で活躍しています。

一言で職人と言っても、その種類は多岐にわたります。代表的な職人の種類をいくつか紹介します。

・建物の内装工事をおこなう内装工

・外壁の塗装工事や防水工事をおこなう塗装工

・庭の手入れをおこなう庭師

・高所などで作業をおこなうとび職

・重機の運転をおこなう運転士

建設現場のさまざまな場面で職人の技が必要不可欠です。

技術開発

個人の住宅建築から道路やトンネル・ダムなどといった公共工事まで、さまざまな工事を請け負う建設業。

さまざまな工事のなかには施工が難しいものもあり、特殊な道具や技術が必要になるケースもあります。

工事の現場に合わせた建設技術を提案するのが技術開発の主な仕事です。

さらに、将来を予測し、新たな建設技術を開発するという重要な役割も担っています。

営業部門

建設業にも営業部門があります。自社の技術を売り込んだり、広い土地を所有している個人にマンションの建設などを提案したりして、工事の受注を獲得する仕事です。

営業マン

建設業の営業部門は、民間営業と官庁営業の2つに分かれていることが多いです。

民間営業は、広い土地を所有している個人や企業に対して営業をおこないます。

自社の持っている技術やノウハウを売り込んで、工事の受注を獲得します。

官庁営業は、公共工事を請け負うための営業です。

入札によって発注される公共工事を自社で受注するために、他社の情報や入札の情報を収集するのが主な役割です。

事務部門

現場に出たり設計図を作成したりといった仕事以外に重要なのが事務部門。

支払いや在庫管理等に欠かせない業務です。

事務職

建設業の事務職の基本的な業務内容は、他業界とさほど変わりありません。

1回の取引で多額のお金が動く建設業界での経理処理は、とても重要な役割を担っている点は、他の業種と異なります。

工期が長い工事などは、1ヶ月ごとに計上できないケースも多く、少し特殊と言えるでしょう。

建設業界の経理には「建設経理士」という資格もあるほど、特殊な経理知識が必要です。

ただし、この資格は必須ではありません。建設経理士の資格がなくても、建設業の経理の仕事に就くことはできます。

建設業の将来性は?

さまざまな職種のある建設業。実際に建設業界に就職する前に、建設業の将来性について知っておきたいですよね。

結論から言うと、建設業には将来性はあると考えられます。

現在、高度経済成長期以降に建設された建物の多くが老朽化に直面しています。

これらの建物の修繕や建て替えも建設業の仕事。

それに加えて、2025年には大阪万博の開催に伴う周辺のインフラ整備が。2027年には品川〜名古屋のリニア中央新幹線の開通など、大きなプロジェクトも進行中です。

今後もさまざまなプロジェクトが発生する可能性は十分に考えられます。

建設業は、今後も多くの需要が見込まれる業界と言えるでしょう。

発注者支援業務の魅力

建設業での就職を検討しているのなら、「発注者支援業務」も検討してみてはいかがでしょうか。

発注者支援業務とは、国や地方自治体、官公庁が発注する公共事業の発注業務をサポートする仕事です。

発注者支援業務の業務内容は、工事の発注用図面を作成する業務や、施工管理者などの工事監督を支援する業務、成果物の確認をおこなう技術審査業務などがあります。

「みなし公務員」として扱われるので、残業が少なく公務員のような年間休日や職場環境が整っており、仕事も安定しているのが大きな魅力です。

まとめ

建設業には大きく分けて5つの部門があり、さらにそのなかでもいくつかの業種に分かれています。

どの業種も欠かすことのできない大切な役割を担っているので、どの業種に就いても大きなやりがいを持って仕事をすることができます。

社会に欠かすことのできない、人々の役に立つものをつくっているという自信。さらには大きなものが完成したときの達成感など、他の業界では味わえない魅力が満載です。

また、公共事業の発注業務をサポートする発注者支援業務も魅力的。

残業が少なく、公務員のような休日が確保されているので、ワークライフバランスを大切にしたい方におすすめです。

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