技術士の平均年収は?建設部門の年収アップ・キャリアパスについて解説

技術士の平均年収は?建設部門の年収アップ・キャリアパスについて解説

技術士の資格取得を検討するとき、年収が気になるという方も多いのではないでしょうか?

この記事では、建設部門の技術士の平均年収を紹介します。

また、年収を上げる方法や技術士取得後の主な転職先なども解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること
  • 建設部門の技術士の平均年収
  • 技術士が年収を上げる方法
  • 技術士取得後の主な転職先とキャリアパス

MACは、建設業界への転職をサポートしています。

さまざまな求人を取り扱っているので、技術士に限らず転職を考えている方はお気軽にお問い合わせください。

目次

【建設部門】技術士の平均年収

【建設部門】技術士の平均年収

厚生労働省が公表した「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、技術士の平均年収は615万円程度でした。

参照:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」

技術士合格者のうち3〜4割が建設部門なので、建設部門の技術士の平均年収は615万円に近い数字になると予想できます。

さらに、技術士の男女別の平均年収は以下のとおりです。

  • 男性:637万円程度
  • 女性:494万円程度

国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によれば、日本の平均年収は460万円程度なので、技術士の給与は高い傾向にあることがわかります。

参照:国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」

技術士の仕事内容は、以下の記事で詳しく解説しています。

企業規模によって年収に差がある?

企業規模によって年収に差がある?

では、企業規模によって技術士の年収に差はあるのでしょうか?

実は、企業の規模が大きくなるほど技術士の平均年収は高くなる傾向があります。

つまり、中小企業よりも大企業のほうが平均年収が高く、年収を重視するのであれば大企業は選択肢に入れておきたいところです。

1,000万円!?技術士が年収を上げる方法

1,000万円!?技術士が年収を上げる方法

技術士が年収を上げる方法は、4つあります。

  • 資格手当のある会社に転職
  • 規模の大きな企業に転職
  • 技術コンサルタントとして独立
  • ほかの資格の取得も検討する

いきなり実践するのは難しいかもしれませんが、年収を上げる方法があることを把握しておくとよいでしょう。

以下で詳しく解説します。

資格手当のある会社に転職

年収をアップさせたいなら、資格手当のある会社への転職を検討してみてください。

企業の規模や実務経験によって差はありますが、技術士の資格には手当がつくことがあります。

相場は2万円前後で、1年にすると24万円、資格手当のない会社と比べると、10年で240万円もの差がつきます。

また、技術士の資格を取得するとお祝い金をもらえる会社もあります。

規模の大きな企業に転職

先ほどもお伝えしましたが、規模の大きな会社のほうが平均年収が高い傾向があります。

そのため、年収アップを目指すなら規模の大きな会社への転職も検討しましょう。

もちろん、求められる経験やスキルも高くなります。しかし、それに応えられるなら、年収アップも期待できるでしょう。

また、大企業に勤めると大きなプロジェクトで経験を積める可能性があり、技術士としても大きく成長できるかもしれません。

技術コンサルタントとして独立

年収を上げたいなら、技術コンサルタントとして独立するのも一つの手です。

技術士は専門的な知識だけではなく、それなりの実務経験も積んでいます。

現在、クライアントとの信頼関係を築けているのであれば、独立後も仕事をもらえる可能性は高いでしょう。

仕事が安定すれば、会社員時代よりも大幅に年収がアップする可能性を秘めています。

ほかの資格の取得も検討する

技術士を取得すると、試験の一部が免除される資格があります。

例えば、以下の資格は試験の一部が免除されます。

  • 弁理士
  • 中小企業診断士
  • 労働安全コンサルタント など

技術士に加えほかの資格も取得すれば、唯一無二の存在となり、希少な人材となれるので年収もアップするかもしれません。

なお、MACでは「資格取得支援制度」を実施しております。

最大10万円の合格祝金をご用意しているので、詳細をぜひ以下のリンクでチェックしてみてください。

技術士取得後の主な転職先とキャリアパス

技術士取得後の主な転職先とキャリアパス

技術士の資格を取得すると、以下のような転職先があります。

  • 建設コンサルタント会社
  • 建設会社

また、建設部門の技術士のキャリアパスもここで確認しておきましょう。

建設コンサルタント会社

建設コンサルタント会社は官公庁・民間企業から依頼されて、技術的な提案を行います。さらに、必要な調査や企画の立案も主な業務です。

技術士として転職すれば、詳細設計業務や若手技術者の指導を任されるでしょう。

建設会社

建設会社は、一般的にインフラの整備やビルの建築などを行います。自社で実際に建設を行う点で、建設コンサルタントと異なります。

技術士として転職すれば、詳細設計業務のほか、企画提案書の作成や技術研究所と施工現場との橋渡しなどを行うことになるでしょう。

建設部門の技術士のキャリアパス

建設部門の技術士は、国および地方自治体、もしくは企業に所属してインフラ整備などの業務を行うのが代表的なキャリアパスといえます。

もし開業技術士になれれば、公共事業の予備調査や技術ガイダンスの提供も可能です。

充実したキャリアを築くためにも、実績を積んでいきましょう。

技術士の年収に関するよくある質問

技術士の年収に関するよくある質問

技術士の年収に関するよくある質問は、以下のとおりです。

  • 技術士のすごさを教えてください
  • 技術士は難関ですか?

回答を一つずつ見ていきましょう。

技術士のすごさを教えてください

技術士のすごさは、以下のとおりです。

  • 五大国家資格の一つ
  • 二次試験の合格率が10%前後
  • 二次試験には実務経験が必須
  • 非常に多くの勉強時間を確保する必要がある

技術士は、誰でも簡単に取れる資格ではありません。

単に試験が難しいだけではなく、受験資格を得ることも困難です。

そのため、技術士を取得している方はすごいといえます。

以下の記事で技術士のすごさを詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

技術士は難関ですか?

技術士は難関資格の一つといえるでしょう。

一次試験の合格率は30〜40%ですが、二次試験の合格率は10%前後です。

毎年10人に1人しか合格しないと考えると、非常に難しい試験だといえるのではないでしょうか。

技術士の難易度については、以下の記事で詳しく解説しているので併せてチェックしてみてください。

年収を上げたいなら転職を検討しよう

年収を上げたいなら転職を検討しよう

技術士の平均年収は、一般的な平均年収よりも高い傾向があります。

しかし、さらに年収アップを狙うなら転職も検討しましょう。

ただし、ハードルの高い技術士を取得しなくても転職で年収は上がることがあります。

年収アップを希望しているなら、MACで優良求人を探してみてください。また、MACなら資格取得支援制度もあります。

年収アップ、資格取得の両方をスムーズに叶えられる可能性があるMACへぜひお気軽にお問い合わせください。

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