【最新】2級土木施工管理技士の合格率は?試験概要や対策も解説

【最新】2級土木施工管理技士の合格率は?試験概要や対策も解説

2級土木施工管理技士は、1級よりも比較的合格しやすそうですが、実際の合格率をご存知でしょうか?

2級土木施工管理技士は未経験からでも狙える資格ですが、何の対策もせずに合格できる資格ではないのも事実です。

そこでこの記事では、2級土木施工管理技士の合格率を紹介しながら、合格するための対策について解説します。

2級土木施工管理技士の取得を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • 2級土木施工管理技士の合格率
  • 2級土木施工管理技士の試験概要
  • 合格率を上げる方法

MACは、建設業界への転職をサポートしています。

土木施工管理技士の資格の有無は問いません。資格を持っていなくても転職できる可能性はあるので、ぜひお気軽にご連絡ください。

目次

【2024年度】2級土木施工管理技士の合格率

【2024年度】2級土木施工管理技士の合格率

2024年度の2級土木施工管理技士の合格率は、以下のとおりです。

2024年度合格率
一次検定(前期)43%
一次検定(後期)45%
一次検定・二次検定44%

2024年度はいずれの試験も合格率が45%前後でした。

約2人に1人合格すると考えれば、少しは気持ちも楽になるのではないでしょうか。

また、1級土木施工管理技士の合格率については以下の記事で解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

2級土木施工管理技士の合格率の推移

2級土木施工管理技士の合格率の推移

では、2級土木施工管理技士の合格率はどのように推移しているのでしょうか?

直近3年間を確認してみましょう。

年度一次検定(前期)の合格率一次検定(後期)の合格率一次検定・二次検定
2024年度43%45%44%
2023年度42.9%54.1%50.7%
2022年度63.4%62.1%65.1%

直近3年間を見ると、合格率は60%から40%台まで低下しています。

合格率だけを見て試験が難しくなったとは言い切れませんが、油断できないのはたしかです。

基礎的な知識の定着は、必須で求められるでしょう。

2級土木施工管理技士の試験概要

2級土木施工管理技士の試験概要

ここからは、2級土木施工管理技士の試験概要を確認しましょう。

今回は、以下の項目を紹介します。

  • 試験日
  • 受験資格・受験手数料
  • 合格発表日

参照:一般財団法人全国建設研修センター「令和7年度 2級土木施工管理技術検定の実施について」

試験日

2級土木施工管理技士の試験日は、以下のとおりです。

  • 一次検定(前期):6月1日
  • 一次検定(後期):10月26日
  • 一次検定・二次検定:10月26日

そして、それぞれの申し込み期間は以下のようになっています。

  • 一次検定(前期):3月5日~3月19日
  • 一次検定(後期):7月2日~7月16日
  • 一次検定・二次検定:7月2日~7月16日

受験資格・受験手数料

2級土木施工管理技士の受験資格は、一次検定と二次検定で異なります。

一次検定の場合は、検定を受ける年度中に17歳以上になれば受験可能です。

しかし、二次検定は最低でも1年以上の実務経験が必須となります。

誰でも受けられるというわけではないので注意しましょう。

参照:一般財団法人全国建設研修センター『2級土木施工管理技術検定「第二次検定」』

合格発表日

合格発表日は、以下のとおりです。

  • 一次検定(前期):令和7年7月1日
  • 一次検定(後期):令和7年12月3日
  • 二次検定:令和8年2月4日

検定ごとに合格発表は異なるので注意が必要です。

特に、最も遅い二次検定の合格発表は年をまたぐので、気をつけましょう。

2級土木施工管理技士の合格率を上げる方法

2級土木施工管理技士の合格率を上げる方法

2級土木施工管理技士の合格率を上げる方法は、以下の3つです。

  • 勉強時間として約300~400時間確保する
  • 出題傾向を把握する
  • 記述試験の対策を行う

それぞれ詳細を見ていきましょう。

勉強時間として約300~400時間確保する

2級土木施工管理技士の試験に合格するためには、最低でも300~400時間の勉強時間が必要だと言われています。

そのため、合格したいのであればしっかりと勉強時間を確保しましょう。

例えば、1日2時間で毎日休まず勉強するなら、最短150日程度で合格できる計算です。

このように、事前に勉強時間を把握し、逆算してスケジュールを立てることが大切です。

ただし、ギリギリの計画はおすすめしません。ある程度余裕を持ったスケジューリングをしてみてください。

出題傾向を把握する

合格率を高めたいなら、出題傾向を把握しましょう。

どのような問題が出やすいか把握しておくと、効率よく試験勉強を進められますし、得点力もアップするでしょう。

出題傾向を把握するためには、過去問がおすすめです。

最低でも直近3~5年程度の過去問はしっかり取り組んでおくとよいでしょう。

記述試験の対策を行う

二次検定では、経験記述問題と記述式問題が出題されます。

そのため、記述対策も行っておきましょう。

知識があれば書けると思われことが多いですが、単に知っていることと、それを言葉でうまくまとめて説明することは別物です。

また、本番は緊張もするのでいつもどおり文章を書けるとは限りません。

合格したいのであれば、実際に手を動かし、記述対策も丁寧に行っておきましょう。

なお、MACでは「資格取得支援制度」を実施しております。

最大10万円の合格祝金をご用意しているので、詳細をぜひ以下のリンクでチェックしてみてください。

2級土木施工管理技士の合格率に関するよくある質問

2級土木施工管理技士の合格率に関するよくある質問

2級土木施工管理技士の合格率に関するよくある質問は、以下のとおりです。

  • 2級土木施工管理技士は難しいですか?
  • 1級と2級土木施工管理技士はどう違いますか?
  • 2級土木施工管理技士の合格ラインはどれくらいですか?

それぞれの回答をチェックしましょう。

2級土木施工管理技士は難しいですか?

結論からお伝えすると、それほど難しい試験ではありません

もちろん、簡単に取得はありませんが、約2人に1人合格できるので、しっかり勉強していけば合格を十分狙えるでしょう。

1級と2級土木施工管理技士はどう違いますか?

1級と2級土木施工管理技士は、以下の点で異なります。

  • 工事現場の規模
  • 受験資格
  • 給与・手当

2級よりも1級のほうが担当できる工事現場は広く、給与や手当も高い傾向があります。

ただし、1級のほうが受験資格を得るためのハードルが上がるため、2級のほうが受験しやすい環境です。

2級土木施工管理技士の合格ラインはどれくらいですか?

2級土木施工管理技士の合格ラインは、一次検定、二次検定ともに得点60%以上です。

満点を取る必要はないので、安心してください。

参照:一般財団法人全国建設研修センター「令和7年度技術検定の合格基準について」

2級土木施工管理技士は合格できる資格!

2級土木施工管理技士は合格できる資格!

2級土木施工管理技士は、十分に合格を狙える資格です。そのため、資格取得の第一歩として受験するのは有効です。

ただし、二次検定を受けるためには実務経験が必要になるなど、誰もがすぐに受けられるとは限りません。

もし転職を考えているのであれば、勉強と並行して求人をチェックすることをおすすめします。

資格がなくても建設業界への転職は可能です。

受験資格を得られるまで待っていると優良求人を逃す恐れもあるので、まずはMACで建設業界の求人をチェックしてみてください。

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