CADオペレーターになるための武器として、資格の取得を検討している人もいるでしょう。
しかし、どの資格を取得すればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、CADオペレーターにおすすめの資格を紹介します。
また、CADオペレーターに向いている人の特徴や資格を活かせる職場、活躍の場なども解説します。「CADオペレーターになろうとしている」「資格の取得を検討している」という人は、ぜひ最後までご覧ください。
- CADオペレーターにおすすめの資格
- CADオペレーターが資格を活かして働ける場所
- CADオペレーターに向いている人の特徴
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CADオペレーターに資格は不要?意味がないって本当?

CADオペレーターになるのに、資格の取得は必須ではありません。資格がなくても就職および転職は可能です。
しかし、資格があることでCADに対する知識やスキルを客観的に証明できます。
そのため、資格がない人よりも就職や転職はスムーズに進むかもしれません。
また、資格取得を通して新たな知識やスキルを身につけられます。
CADオペレーターは資格を取得することで有利になることはあっても、不利になることはないでしょう。

CADオペレーターにおすすめの資格

CADオペレーターにおすすめの資格には、以下のようなものがあります。
- CAD利用技術者試験
- 建築CAD検定試験
- オートデスク認定資格プログラム
さらに、上記以外にもさまざまな資格がありますので、併せてチェックしていきましょう。
CAD利用技術者試験
CAD利用技術者試験は民間資格で、CADのソフトを利用して設計や製図の業務を行うために必要な知識とスキルを評価する試験です。
具体的には、以下のような内容が出題されます。
- CADの基礎知識
- CADの操作方法
- 図面の作成および編集
- 設計業務の知識 など
初心者から上級者まで幅広い人におすすめの資格です。
より詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。

建築CAD検定試験
建築CAD検定試験は建築CADの資格で、スキルアップや自分のスキルの証明に役立ちます。
准1級から4級の4つの等級に分かれているため、自分のレベルに合わせて受験を検討しましょう。
初心者なら4級から、就職や転職でのアピールに活用したい人は2級以上がおすすめです。
以下の記事で建築CAD検定試験について詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

オートデスク認定資格プログラム
オートデスク認定資格プログラムは、取得することでCADソフトの操作スキルがあることを証明できます。
オートデスク社が主催しており、ソフトウェアごとに試験が分かれているのが特徴です。
- AutoCAD
- Autodesk Revit Architecture
- Autodesk Fusion 360 など
オートデスク認定資格プログラムについては、以下の記事も併せてご覧ください。

その他
ここまでに紹介した3つ以外にも、CADに関する資格はいくつかあります。
- Vectorworks操作技能認定試験
- CAD実務キャリア認定制度
- 3次元設計能力検定試験
- CADデザインマスター認定試験
- 機械・プラント製図技能士
それぞれ試験の方法や難易度、要求される知識やスキルなどが異なります。
闇雲に受験するのではなく、自分の目的に合った資格の取得を目指すのがおすすめです。
以下の記事でCADオペレーターに必要な資格を8種類紹介しています。併せて読むことで、自分に適した資格が見つかるでしょう。

CADオペレーターの資格は独学で取得可能?

CADオペレーターの資格は、独学でも取得可能です。
独学での取得を目指す人は、テキストや参考書で学習を進めるのはもちろんですが、公式サイトなどで過去問をチェックすることを忘れてはいけません。
過去問を確認することで、過去の出題傾向がわかったり、試験の雰囲気をつかめたりします。
また、実際にCADソフトを使用すると知識やスキルが身につきやすくなります。座学のみより、実践する力もつくでしょう。
実技試験があるものもあるので、テキスト学習ばかりに偏らないようにバランスよく学習を進めてみてください。
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CADオペレーターはどの資格を取得するべき?

では、結局CADオペレーターはどの資格を取得すればいいのでしょうか?
例えば、業務で使用するものに合わせて資格を取得すると効果的です。3次元を使用するなら、3次元CAD利用技術者試験、3次元設計能力検定試験などがよいでしょう。
さらに、AutoCADのスキルを証明したいなら「オートデスク認定資格プログラム」や「CADデザインマスター®検定試験」などがおすすめです。
また、一定の分野に特化している「建築CAD検定試験」や「機械・プラント製図技能士」もあります。
すでに希望する分野が決まっている場合は、最初から該当する分野の資格に絞って受験するのもいいかもしれません。

CADオペレーターが資格を活かして働ける場所

CADオペレーターが資格を活かして働ける場所は、以下のとおりです。
- 建築設計事務所
- ハウスメーカー
- 機械および電子部品メーカー
- インテリアデザインおよび家具メーカー
- 自動車メーカー など
実は、建設業界以外にもCADの資格を活かして働ける場所が存在します。
そのため、CADオペレーターとして活躍の幅を広げたいと考えるなら資格の取得はおすすめです。
CADオペレーターに向いている人の特徴

CADオペレーターに向いている人の特徴は、以下のとおりです。
- パソコンでの作業を苦痛と感じない
- 細かい作業が得意
- 1つのことを最後までやり遂げられる
- ものづくりが好きなど
CADオペレーターは正確に図面を作ることが求められるうえ、長時間座って作業を行うことも珍しくありません。
そのため、細かい作業が得意な人やパソコンでの作業を苦痛に感じない人に向いています。
また、建設業界は男性が多いイメージがあるかもしれませんが、CADオペレーターは女性にも向いています。

CADオペレーターの資格に関するよくある質問

CADオペレーターの資格に関するよくある質問は、以下のとおりです。
- CADオペレーターの資格に難易度の差はありますか?
- CADオペレーターがやめとけと言われる理由を教えてください
- CADオペレーターは未経験からでもなれますか?
理解を深めるためにも、一つずつ確認しておきましょう。
- CADオペレーターの資格に難易度の差はありますか?
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CADオペレーターの資格に難易度の差はあります。
比較的簡単なものから上級者向けまでさまざまなので、事前に調査してから受験することをおすすめします。
また、同じ試験でも1級、2級と等級が分かれているものもあるため、あらかじめチェックしておきましょう。
- CADオペレーターをやめとけと言われる理由を教えてください
-
CADオペレーターをやめとけと言われる理由は、以下のとおりです。
- 専門的な知識が必要である
- 年収がそれほど高くはない
- 現場と設計士の板挟みにあうことがある
- 残業が多い時期がある
- 長時間座って作業しなければならない など
ただし、CADオペレーターにはメリットもあります。
やめとけと言われる理由だけ鵜呑みにして判断するのはやめたほうがよいでしょう。
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CADオペレーターは未経験からでもなれます。
ただし、経験者と比較された場合、不利になることがあるのも事実です。
そのため、未経験からCADオペレーターを目指す場合は資格の取得も検討しましょう。
資格があれば知識やスキルを客観的に証明できるため、未経験からでも十分CADオペレーターを目指せます。
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CADオペレーターの資格は武器になる!

CADオペレーターの仕事に、資格は必須ではありません。
しかし、資格を取得することにより、知識やスキルが備わっていることを証明できます。
とくに、未経験からCADオペレーターを目指す場合は大きな武器になるでしょう。
どの資格を取得するか迷った場合は、本記事で紹介したCADの資格のなかから選んでみてください。
ちなみに、CADオペレーターもそうですが、資格がなくても建設業界への転職は可能です。
資格取得に注力しすぎると優良求人を逃してしまう可能性があるため、求人のチェックも同時に行うのがおすすめです。
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