未経験でも設計補助に転職できる?仕事内容や求められる能力なども解説
建設業界の求人を探していると、「未経験でもOK」という設計補助の仕事を見かけます。
しかし、本当に未経験でも設計補助の仕事はできるのでしょうか?
今回は、未経験でも設計補助に転職できるのかについて詳しく解説します。
設計補助の仕事内容や求められる能力についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
- 未経験でも設計補助に転職できるのか
- 設計補助に求められる能力
- 設計補助の将来性
建設業界は、人材確保のニーズが強く、転職にはおすすめの業界といえます。
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目次
そもそも設計補助とは?仕事内容も紹介
設計補助は、設計士および建築士の業務全般を支援するのが主な仕事です。
具体的な仕事内容は、以下のとおりです。
設計補助の仕事内容
- 図面の修正および管理
- 設計資料の作成
- プロジェクトの進行管理
- 打ち合わせの記録 など
具体例を挙げましたが、この仕事はしなくてもいいといった職種ではなく、建築全般の仕事をカバーしなければならないと覚えておきましょう。
設計補助には未経験からでも転職できる?
結論、未経験からでも設計補助には転職できます。
専門職のイメージが強い設計補助ですが、実は働くために必須の資格はありません。
建築物の設計を行う建築士は国家資格が必要ですが、建築士をサポートする設計補助は無資格でも問題ありません。
また、設計補助の求人を探すと、「未経験でもOK」という求人が数多く見つかります。
事務所によっては未経験でも積極的に採用しているケースもあり、未経験だからといって転職できないとはいえません。
設計補助に求められる3つの能力
設計補助に求められる能力は、大きく3つあります。
設計補助に求められる能力
- 事務処理能力
- CAD操作・図面を読み取る能力
- コミュニケーション能力
未経験からでも転職できる設計補助ですが、この3つの能力がないと働き続けるのは難しいかもしれません。
以下で、設計補助に必要な能力を詳しく見ていきましょう。
事務処理能力
設計補助は、ここからここまでが設計補助の仕事と明確に決まっているわけではなく、さまざまな業務に対応する力が求められます。
たとえば、お客様への提案資料や見積書を作成したり、各種手続きや申請をしたり、支払いの確認をしたりします。
うまく仕事を進めるために、事務処理能力は欠かせません。
事務処理能力が低いと仕事に支障をきたす可能性もあるので、必須の能力だといえるでしょう。
CAD操作・図面を読み取る能力
CADを扱う専門家としてCADオペレーターがありますが、小規模から中規模の事務所は設計補助がCADオペレーターを兼任しているケースもあります。
設計補助でもCAD操作に関するスキルを求められることがあります。
また、CADの操作ができても、図面が読み取れなければ価値は半減するでしょう。
設計補助は図面の修正も行わなければならないので、図面を正確に読み取る力も必要です。
コミュニケーション能力
設計補助は設計業務全般のサポートを担当するので、業務上さまざまな人とコミュニケーションを取ります。
設計士や建築士だけではなく、施工担当者や取引先、場合によってはお客様とやり取りすることもあります。
うまくやり取りするためにも、コミュニケーション能力は欠かせません。
コミュニケーション能力が低いと、スムーズかつ正確に業務を進められないかもしれません。
設計補助に転職する際に有利に働く資格
設計補助に転職する際に有利に働く資格には、以下のようなものがあります。
資格 | 概要 |
---|---|
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト) | Word・Excel・PowerPointなどのスキルを証明する国際資格 |
CAD利用技術者試験 | 設計や製図業務で活用するCADのスキルを証明する民間資格 |
建築CAD検定試験 | CADを使って建築図面を描ける実技能力を証明する民間資格 |
設計補助になるために資格は必要ないと説明しましたが、資格を取得することでスキルや専門的な知識を有していることを客観的に証明できます。
結果、未経験でも採用してもらえる可能性が高くなるなど転職には有利に働くでしょう。
【設計補助】未経験からの転職でキャリアアップするためにはどうすればいい?
未経験からの転職でキャリアアップするためには、まずパソコンスキルを身につけましょう。
さまざまな業務を行う設計補助には、パソコンスキルが必須です。
加えて、CADオペレーターを兼任することもあるので、CADについての理解を深めておくとキャリアアップにつながるでしょう。
設計補助になれば将来は安泰?
近年の建設業界では、業務効率化を図るために設計補助を外注化する動きが加速しています。
つまり、設計補助への需要が高まっているといえます。
さらに、冒頭でもお伝えしたとおり、建設業界は人手が不足しており、専門的な知識をもった設計補助はどの事務所でも重宝されるでしょう。
また、設計補助になれば将来設計士や建築士という選択肢も出てきます。
未経験からの転職なら発注者支援業務もおすすめ!
未経験からの転職なら、発注者支援業務もおすすめです。
設計士や建築士を目指せる設計補助も魅力的ですが、発注者支援業務も近年人気を集めている仕事の一つです。
発注者支援業務は、国や自治体が行う仕事を代わりに行います。
そのため、公共事業に携われるやりがいのある仕事といえるでしょう。
また、残業が少なく休みが取りやすい傾向があり、ワークライフバランスの取りやすい仕事だといえるでしょう。
ワークライフバランスの取りやすい仕事を希望するなら、発注者支援業務はおすすめです。
MACでは発注者支援業務への転職も支援しているので、興味のある人はお気軽にお問い合わせください。
設計補助に関連するよくある質問
設計補助に関連するよくある質問は、以下のとおりです。
よくある質問
- 設計補助とCADオペレーターの違いは何ですか?
- 設計補助が向いているのはどんな人ですか?
よくある質問に目を通すことで、設計補助への理解がより深まります。
設計補助への理解を深めたい人は、質問への回答に目を通しましょう。
設計補助とCADオペレーターの違いは何ですか?
設計補助は、設計業務全般を支援します。
一方CADオペレーターは、CADソフトで図面を作成するのがメインです。
設計補助はプロジェクト全体をフォローする役割を担っており、CADオペレーターはCADへの専門的な知識とスキルを求められます。
設計補助とCADオペレーターの違いとは?仕事内容やスキルの違いを解説
設計補助が向いているのはどんな人ですか?
設計補助が向いているのは、計画的に物事を進められる、かつ細かい作業もいとわない人です。
また、多くの人と関わるのでコミュニケーションを取るのが好きだという人にも設計補助は向いているでしょう。
CADオペレーターに向いている人の特徴や必要なスキルとは?未経験から就業する方法についても解説
設計補助・発注者支援業務への転職ならMACにお任せください
設計補助は、未経験でも転職できます。
実際、「未経験でもOK」という求人も多数見つかるので、未経験だからといって諦める必要はありません。
ただし、設計補助には事務処理能力やコミュニケーション能力が求められます。
設計補助への転職を考えているなら、身につけておきましょう。
また、発注者支援業務も選択肢に入れておくといいでしょう。
比較的休みが取りやすいのでワークライフバランスを重視している人にはとくにおすすめです。
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